庭師になるには?
庭師になるためには、専門学校に行って学ぶ方法もありますが、造園会社に就職したり庭師さんに弟子入りしたりすることで、必要な技能を身につけることができます。
専門学校で基礎を学び、その縁故で造園会社を紹介してもらうケースも多いようです。
学校を出たとしても、実践を積まなければ仕事にならないのが庭師の世界です。
道具の使い方・枝を切る位置・肥料のやり方・作業安全対策など、現場や実践の場で学ぶことはたくさんあります。
現場ごとに違う作業になることがほとんどなので、基本的な技術を身につければ、あとは経験を積むことのみになっていくわけです。
伝統的な庭師を目指すのであれば、京都などで住み込み修行するケースもあります。
最初の3年間ぐらいは丁稚奉公、次の2年間は御礼奉公という形で、便所掃除から洗濯から全部自分でやっていくのです。
それから5年経ってやっと独立されて自分の仕事を始めるという感じです。
といっても、営業活動や感性を磨くことはずっと続けていく必要があります。
このように、一人前の庭師になるためには、やはり10年位はかかるようです。
庭師は、自然が相手で正解がない仕事です。
やる気とセンス、そして体力が必要な職業なのです。
庭師の仕事内容
庭師の仕事は、庭に関するいろいろな知識を持って、公園や街路樹やガーデニングなどの自然空間を作り、維持管理することです。
その際には、地域の気候や土壌・風土にあったものにするように提案します。
個人宅の庭を中心に、自然に帰ろうとする自然を、きれいな形にしてくれるのが仕事です。
家の人の意見を聞いたりアドバイスしたりしながら、石や木を動かしたり水を流したりしながら、独特の世界を造り上げていきます。
庭は一度造ったら終わりではなく、伸びすぎた枝葉を切ったり、栄養のある土をたしたりといったメンテナンスも行います。
そして、家の人が歳をとった時には、それに応じて庭を改良したりもしていきます。
しかし、庭師の仕事の範囲は、いわゆる庭だけではありません。家の外回りの仕事が全てが庭師の仕事になります。
例えば、竹垣や壁、ガレージや犬小屋など、建築や土木の仕事をすることもあります。
セメントを練ったり、大きな石を使うこともあります。
土を掘ったり、植木を解体して撤去したりという作業もあります。
最近は機械を使っての作業も増えたようですが、細かい作業は手作業にならざるを得ないようです。
庭師の中には、庭を造る仕事を一切せずに、こちらの作業を専門にする人もいるようです。